掘り出し物件の探し方8選-レインズ未公開のお宝物件を探す方法を解説!
①掘り出し物の土地や中古マンション、新築一戸建て住宅をお探しの方。
②レインズやATBBなどの業者間サイトに未公開の物件をお探しの方。
③スーモやホームズなどの大手サイトに載っていない物件を調べたい方。
今日は「掘り出し物件」について解説するね!
こんにちは、リノゾウです。
大手ポータルサイトで物件を探しているけれど、なかなか理想の不動産が見つからない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、スーモやホームズなどに載っていない「掘り出し物件」の探し方について解説したいと思います!
掘り出し物件を探す裏ワザ2選
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それでは早速、本編に移っていきます。
掘り出し物件とは
掘り出し物件とは、相場よりも価格が安く、条件が良い不動産のことです。すでに市場に出回っているものの目立たずに埋もれている物件や、まだ一般公開されていない未公開物件なども、掘り出し物件に含まれます。
このような物件は、数が少なく希少性が高いうえに、価格が割安であることが多いため、妥協せずに理想の物件を見つけたい、という方にとっては探す価値が大きいといえるでしょう。
掘り出し物件がある理由
では、なぜ掘り出し物件が存在するのでしょうか?
掘り出し物件がうまれる理由としては、主に次の3つが考えられます。
売主が現金化を急いでいる
売主が、急いで現金化したい事情がある場合、不動産が相場よりも安い金額で売り出されることがあります。
売主が、現金化を急ぐ代表的な例は次のとおりです。
- 急に転勤や引っ越しが決まってしまい、家を使用しないため、急いで現金化したい。
- 両親から家を相続したものの、使用する予定がないため、早期に売却したい。
- 離婚が決まり、財産分与や新生活を始めるためにも、早く売ってしまいたい。
- 住み替えにあたり、二重ローンをさけるために売却を急ぎたい。
- 住宅ローンの支払いが困難になってしまったため、早く処分してしまいたい。
- 事業資金を調達するために、所有不動産を早期に売却してしまいたい。
相場よりも安い掘り出し物件をみつけた際は、売主の売却理由を不動産会社へ確認するとよいでしょう。
物件情報の露出が少なく埋もれている
物件が、大手ポータルサイトに公開されていない場合、情報が埋もれてしまうことがあります。例えば、スーモやホームズ、アットホームなどの有名サイトに掲載されていない場合です。
インターネットに物件情報は公開されているものの、お客様に情報が届いていない場合、掘り出し物件になることがあるでしょう。
そのため、掘り出し物件を探す際は、幅広いサイトを検索することが大切です。
売却戦略としてあえて未公開にしている
掘り出し物件は、価格が安く、希少性も高いため、不動産会社があえて未公開や非公開にしていることがあります。
優良物件のため、わざわざ一般公開をしなくても顧客への紹介ですぐに売れてしまうためです。そのため、掘り出し物件を見つけたい方は、ネットに載らない未公開物件も含めて探すとよいでしょう。
未公開物件の探し方については、次のコラムで詳しく解説していますので、もしよろしければご覧ください。
掘り出し物件の特徴
ここまでは、掘り出し物件の概要や存在する理由について解説しました。
ここからは、掘り出し物件の代表的な特徴を3つご紹介します。
周辺相場よりも価格が安い
1つ目の特徴は、掘り出し物件は周辺相場よりも価格が安い、ということです。
価格が安いポジティブな理由としては、次のことが考えられます。
- 売主が現金化を急いでいる
- 不動産会社の価格交渉力が高かった
- 調査不足により価格設定を誤った
- 年末年始やお盆などの閑散期に売り出された
これらの理由で価格が安くなっている場合は、本当に掘り出し物件の可能性があるでしょう。
一方で、価格が安いネガティブな理由は次のとおりです。
- 事故物件など心理的瑕疵がある
- 再建築不可や増築未登記などの法令違反がある
- 隣地との境界が確定されていない
- ハザードマップが悪く災害リスクが高い
- 治安悪化や空き家増加など周辺環境に問題がある
- 管理費や修繕積立金が不十分
- 長期修繕計画がなく大規模修繕がされていない
こうした理由の場合は、安易に購入することは控えた方がよいでしょう。
希少性が高い
2つ目の特徴は、掘り出し物件は希少性が高い、ということです。需要は高いものの供給量が少なかったり、市場にほとんど出回らない好条件な不動産などは、希少性が高いといえるでしょう。希少性が高い物件の具体例は次のとおりです。
- 駅近、始発駅やターミナル駅など交通の便が優れた立地
- 海や山、川や公園などに近接し、眺望が唯一無二の立地
- 観光地や歴史的建造物、公共施設などに近接した立地
- 高級住宅街の一画や人気学区内など資産性が高い立地
- 著名建築家が設計したデザイナーズマンションや戸建
- 抽選販売でしか手に入らない土地やタワーマンション
このように、好立地や好条件の不動産をお探しの方は、掘り出し物件を探してみるとよいでしょう。
磨けば光る不動産
3つ目の特徴は、掘り出し物件は、見る人が見れば、磨けば光る不動産になる可能性があることです。一見はパッとしなくても、工夫や専門性しだいで思わぬ価値や魅力を引き出せることがあるでしょう。具体例を下記にいくつかご紹介します。
- 内装リフォームやリノベーションで価値向上をはかる
- 容積率超過などの法令違反を是正し価値向上をはかる
- 容積率や建ぺい率の緩和要件を活かし資産性を向上する
- 接道義務違反を是正し再建築不可物件を建替可能にする
- 住宅から店舗などへ用途変更することで価値を再興する
これらは一例ですが、ご自身にしか分からない価値を見出したい方は、掘り出し物件を探す意義があるでしょう。
掘り出し物件の注意点
掘り出し物件は、価格が安かったり、希少性が高いというメリットがある一方で、注意点も存在します。
掘り出し物の土地や一戸建て住宅、マンションなどをみつけたと思ったら、次のポイントは最低限チェックするとよいでしょう。
掘り出し物件のチェックポイント
- 事故物件
- 近隣トラブルあり
- 境界未確定
- 治安が悪い地域
- 空き家が多い地域
- 周辺環境に問題がある地域
- 鳥獣被害が多い地域
- 災害リスクが高い地域
- 過去に被災している地域
- 市街化調整区域
- 埋蔵文化財包蔵地
- 建ぺい率超過
- 容積率超過
- 増築未登記
- 違法建築
- 再建築不可物件
- 借地権付き
- 共有持分あり
- 修繕履歴なし
- 長期修繕計画なし
これらの項目に該当したからといって、必ずしも購入を控えた方がよい、という意味ではありません。ただし、購入するにあたっては慎重に判断された方がよいでしょう。
掘り出し物件の探し方8選
ここからは、掘り出し物件の探し方、調べ方を具体的に8つご紹介します。
簡単に取り組めるものから順番にご紹介していますので、もしよろしければお試しください。
掘り出し物件を探す裏ワザを活用する。
1つ目の探し方は、未公開の掘り出し物件を無料で紹介してもらえるサービスを活用する方法です。具体的には、次の2つのサービスを利用します。
匿名で未公開の掘り出し物件の紹介を依頼できます。
匿名のため不要な営業を受ける心配がありません。
匿名チャットで営業マンの方と連絡することができます。
効率良く掘り出し物件を探したい方は、これらのサービスを活用してみるとよいでしょう。
有名不動産サイトをまとめて検索する。
2つ目の探し方は、「ニフティ不動産」を活用し、複数のポータルサイトを網羅的に検索する方法です。「ニフティ不動産」では、有名不動産サイトをまとめて検索できます。検索できるサイトの例は次のとおりです。
- SUUMO(スーモ)
- LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
- at home(アットホーム)
- Yahoo!不動産
さらに、希望条件を設定しておけば新着物件をお知らせしてくれるため、効率良く情報収集できるとともに、物件情報の見逃しも予防することができます。
公財や公社が運営するサイトを検索する。
3つ目の探し方は、公益財団法人や公益社団法人などが運営するサイトを検索する方法です。具体的には次の3つのサイトを検索するとよいでしょう。
- 不動産ジャパン
運営元:公益財団法人不動産流通推進センター - ハトマークサイト
運営元:公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会 - ラビーネット不動産
運営元:公益社団法人全日本不動産協会
これらのサイトは、不動産会社であれば無料で物件を広告することができます。そのため、スーモやホームズなどに載っていない掘り出し物件がみつかるかもしれません。
不動産投資専門サイトを検索する。
4つ目の探し方は、投資用不動産の専門サイトを検索する方法です。サイトの例は次のとおりです。
- 楽待
- 健美家
- at home投資
- LIFULL HOME’S不動産投資
これらのサイトでは、一棟マンションや一棟アパート、事業用の不動産だけでなく、土地や区分マンション、一戸建て住宅なども検索できます。空室の物件にしぼって検索することで、思わぬ掘り出し物件をみつけることができるかもしれません。
空き家や公的不動産を検索する。
5つ目の探し方は、空き家や空き地、公的不動産を検索する方法です。公的不動産とは、国や地方自治体が公益的な目的のために、保有や管理運営を行っている不動産のことです。検索できるサイトの例は次のとおりです。
- LIFULL HOME’S空き家バンク
- at home空き家バンク
自治体によっては、住宅購入補助やリフォーム補助などの移住支援が充実している場合があるため、住みたい地域がお決まりの方はあわせて検索してみるとよいでしょう。
不動産の個人間売買サイトを検索する。
6つ目の探し方は、不動産の個人間売買サイトを活用する方法です。個人間売買サイトとは、売主が、不動産会社を介さずに物件情報を掲載できるサイトのことです。サイトの具体例は次のとおりです。
- ジモティー
- 家いちば
- 不動産直売所
- e-物件情報
- チョクウリ・チョクカイ
これらのサイトでは、基本的には売主が直接物件を広告しているため、スーモやホームズなどには載っていない物件情報が掲載されている可能性があります。
競売物件を検索する。
7つ目の探し方は、競売物件を検索する方法です。
競売物件とは、裁判所を通じて強制的に売却される不動産のことです。競売物件は、一般的な物件情報サイトには掲載されていないため、裁判所が運営する「不動産競売物件情報サイト」などで検索する必要があります。
競売物件はオークション形式で落札されるため、入札価格によっては、市場相場より5~7割程度安く購入できることがあるでしょう。また、仲介手数料や登記費用も発生しないため、物件購入にともなう諸費用を抑えることができます。
一方で、競売物件は、基本的に内見できず、「物件明細書・現況調査報告書・評価書」の3点セットの確認に基づいて購入計画を進める必要があるため、難易度は高いです。
探している地域を訪れて自分で営業活動をする。
8つ目の探し方は、自分の足で物件を探す方法です。
現地を訪れ、物件情報を収集したり、周辺環境を調査したりしながら、条件に該当する物件を探していきます。エリアが限定されている方にとっては有効な方法の1つです。
ただし、直接売主と折衝する場合、不動産に関する高い専門性が必要なため、難易度は高いでしょう。
まとめ
ここまで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。
最後に、この記事の内容を簡単にまとめたいと思います。
掘り出し物件とは、相場よりも価格が安く、条件が良い不動産のことです。
相場よりも安い掘り出し物件をみつけた際は、売主の売却理由を不動産会社へ確認するとよいです。
掘り出し物件を探す際は、幅広いサイトを検索するとよいです。
掘り出し物件を見つけたい方は、ネットに載らない未公開物件も含めて探すとよいです。
掘り出し物件を探す裏ワザでは次の2つのサービスを活用します。
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最後まで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。