宅建『資格登録申請』の必要書類や『宅建士証交付』の流れとは?
①「宅建試験合格」から資格証受け取りまでの流れを知りたい方。
②「資格登録申請」の必要書類や申請の流れ、費用などを知りたい方。
③「宅建士証交付申請」の必要書類や申請の流れ、費用などを知りたい方。
今日は、各申請方法について概要を説明するね!
こんにちは、リノゾウです。
宅建の「資格登録」や「宅建士証交付」の申請をするにあたり、必要書類や費用など、手続きの概要を知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、宅建の「資格登録&宅建士証交付」の申請手続きの概要をご紹介したいと思います!
本記事は、3部構成で話を進めています。
それでは早速、本編に移っていきます。
➊「試験合格後」の手順
引用元:(公財) 不動産流通推進センター
はじめに、試験合格後から宅建士証交付までの流れをご説明します。
結論から述べると、「試験合格=即宅建士」というわけではありません。
宅建士として業務に従事するためには、「資格登録申請」や「宅建士証交付申請」などの手続きを行う必要があります。
大まかな手続きの流れは、次の通りです。
「試験合格後」の手順手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)
手順②:「資格登録申請」を行います。
手順③:「宅建士証交付申請」を行います。
順番に概要をご説明します。
手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)
引用元:(公財) 不動産流通推進センター
「登録実務講習」とは、宅建士の資格登録を行うために必要な講習です。
実務経験が2年に満たない方は、国土交通大臣の登録を受けた講習機関にて、講習を受ける必要があります。
実務経験が2年以上ある方は、講習を受ける必要はありません。
「登録実務講習」につきましては、下の記事にて詳細をご説明しておりますので、もしよろしければお役立てください。
手順②:「資格登録申請」を行います。
引用元:東京都住宅政策本部
「資格登録申請」は、合格した都道府県にて申請を行います。
資格登録の主な要件は、次の通りです。
【資格登録の要件】
試験に合格していること。
2年以上の実務経験を有する、もしくは、登録実務講習を修了していること。
宅建業法18条1項各号の欠格事由に該当していないこと。
資格登録の要件を正確に知りたい方は、合格した都道府県のホームページなどをご確認願います。
手順③:「宅建士証交付申請」を行います。
引用元:東京都住宅政策本部
「宅建士証交付申請」も、合格した都道府県にて申請を行います。
注意点としてましては、試験合格後1年を経過している方は、法定講習を受講する必要があることです。
試験合格後1年以内の方は、法定講習を受講する必要はありません。
申請から宅建士証交付までの所要日数は、都道府県ごとに異なるようです。
所要日数を正確に知りたい方は、合格した都道府県へお問い合わせ願います。
以上、試験合格後から宅建士証交付までの流れを簡単にご説明しました。
➋「資格登録申請」の必要書類と費用
続いて、「資格登録申請」の必要書類や費用について、ご説明します。
主な必要書類の例と費用は、次の通りです。
必要書類の例と費用①:登録申請書
②:誓約書
③:身分証明書
④:登記されていないことの証明書
⑤:住民票
⑥:合格証書
⑦:顔写真
⑧:登録資格を証する書面
⑨:登録手数料37,000円
⑩:本人確認書類
引用元:東京都住宅政策本部
「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は、取得までに数日かかる場合がありますので、注意が必要です。
また、これらの書類は「宅建業免許申請」でも必要です。
独立や開業をご検討中の方は、2部取得すると良いかと思います。
➌「宅建士証交付申請」の必要書類と費用
次に、「宅建士証交付申請」の必要書類や費用について、ご説明します。
主な必要書類の例と費用は、次の通りです。
注意点としましては、手数料の納付方法が、現金や収入証紙など、都道府県ごとに異なることです。
まとめ
ここまで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。
最後に、この記事の内容を簡単にまとめたいと思います。
この記事のまとめ 「宅建試験合格=即宅建士」というわけではありません。
試験合格後から宅建士証交付までの流れは次の通りです。
手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)
手順②:「資格登録申請」を行います。
手順③:「宅建士証交付申請」を行います。
「資格登録申請」の手数料は37,000円です。
「宅建士証交付申請」の手数料は4,500円です。
「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は、取得までに数日かかる場合があります。
「宅建業免許申請」をご検討中の方は、「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は各2部取得すると良いかと思います。
この記事が、これから「資格登録申請」や「宅建士証交付申請」を行う方にとって、少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。