宅建『資格登録申請』の必要書類や『宅建士証交付』の流れとは?

2022年1月15日宅建情報広告有

宅建『資格登録申請』の必要書類や『宅建士証交付』の流れとは?

この記事のオススメ読者

①「宅建試験合格」から資格証受け取りまでの流れを知りたい方。

②「資格登録申請」の必要書類や申請の流れ、費用などを知りたい方。

③「宅建士証交付申請」の必要書類や申請の流れ、費用などを知りたい方。

ベビゾウ
登録実務講習を修了しただけでは、宅建士証って発行してもらえないの?

リノゾウ
「資格登録」や「宅建士証交付」の申請をする必要があるよ!
今日は、各申請方法について概要を説明するね!

こんにちは、リノゾウです。

宅建の「資格登録」や「宅建士証交付」の申請をするにあたり、必要書類や費用など、手続きの概要を知りたい方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、宅建の「資格登録&宅建士証交付」の申請手続きの概要をご紹介したいと思います!

本記事は、3部構成で話を進めています。

それでは早速、本編に移っていきます。

➊「試験合格後」の手順

➊「試験合格後」の手順

引用元:(公財) 不動産流通推進センター

はじめに、試験合格後から宅建士証交付までの流れをご説明します。

結論から述べると、「試験合格=即宅建士」というわけではありません。

宅建士として業務に従事するためには、「資格登録申請」や「宅建士証交付申請」などの手続きを行う必要があります。

大まかな手続きの流れは、次の通りです。

「試験合格後」の手順手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)

手順②:「資格登録申請」を行います。

手順③:「宅建士証交付申請」を行います。

順番に概要をご説明します。

手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)

手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)

引用元:(公財) 不動産流通推進センター

「登録実務講習」とは、宅建士の資格登録を行うために必要な講習です。

実務経験が2年に満たない方は、国土交通大臣の登録を受けた講習機関にて、講習を受ける必要があります。

実務経験が2年以上ある方は、講習を受ける必要はありません。

「登録実務講習」につきましては、下の記事にて詳細をご説明しておりますので、もしよろしければお役立てください。

手順②:「資格登録申請」を行います。

手順②:「資格登録申請」を行います。

引用元:東京都住宅政策本部

「資格登録申請」は、合格した都道府県にて申請を行います。

資格登録の主な要件は、次の通りです。

【資格登録の要件】

 試験に合格していること。

 2年以上の実務経験を有する、もしくは、登録実務講習を修了していること。

 宅建業法18条1項各号の欠格事由に該当していないこと。

資格登録の要件を正確に知りたい方は、合格した都道府県のホームページなどをご確認願います。

手順③:「宅建士証交付申請」を行います。

手順③:「宅建士証交付申請」を行います。

引用元:東京都住宅政策本部

「宅建士証交付申請」も、合格した都道府県にて申請を行います。

注意点としてましては、試験合格後1年を経過している方は、法定講習を受講する必要があることです。

試験合格後1年以内の方は、法定講習を受講する必要はありません。

申請から宅建士証交付までの所要日数は、都道府県ごとに異なるようです。

所要日数を正確に知りたい方は、合格した都道府県へお問い合わせ願います。

以上、試験合格後から宅建士証交付までの流れを簡単にご説明しました。

➋「資格登録申請」の必要書類と費用

続いて、「資格登録申請」の必要書類や費用について、ご説明します。

主な必要書類の例と費用は、次の通りです。

必要書類の例と費用①:登録申請書

②:誓約書

③:身分証明書

④:登記されていないことの証明書

⑤:住民票

⑥:合格証書

⑦:顔写真

⑧:登録資格を証する書面

⑨:登録手数料37,000円

⑩:本人確認書類

引用元:東京都住宅政策本部

「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は、取得までに数日かかる場合がありますので、注意が必要です。

また、これらの書類は「宅建業免許申請」でも必要です。

独立や開業をご検討中の方は、2部取得すると良いかと思います。

➌「宅建士証交付申請」の必要書類と費用

次に、「宅建士証交付申請」の必要書類や費用について、ご説明します。

主な必要書類の例と費用は、次の通りです。

必要書類の例と費用①:宅地建物取引士証交付申請書

②:顔写真

③:登録通知(ハガキ)

④:交付手数料4,500円

引用元:東京都住宅政策本部

注意点としましては、手数料の納付方法が、現金や収入証紙など、都道府県ごとに異なることです。

まとめ

ここまで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。

最後に、この記事の内容を簡単にまとめたいと思います。

この記事のまとめ 「宅建試験合格=即宅建士」というわけではありません。

 試験合格後から宅建士証交付までの流れは次の通りです。
手順①:「登録実務講習」を受講します。(実務経験が2年以上ある方は不要です。)
手順②:「資格登録申請」を行います。
手順③:「宅建士証交付申請」を行います。

 「資格登録申請」の手数料は37,000円です。

 「宅建士証交付申請」の手数料は4,500円です。

 「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は、取得までに数日かかる場合があります。

 「宅建業免許申請」をご検討中の方は、「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」は各2部取得すると良いかと思います。

この記事が、これから「資格登録申請」や「宅建士証交付申請」を行う方にとって、少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。

2022年1月15日宅建情報